動画編集の見積もり相場は?初心者の価格の決め方と時給の考え方
- 11月 06, 2026
- by
- vcs
こんにちは、永瀬です。
動画編集の単価は、みなさんがとても悩む部分だと思います。僕は動画編集を10年ほどやっていますが、正直に言って、動画編集は本当に相場感が分かりにくい分野です。
今回は、YouTubeのQ&Aでいただいた「見積もりの相場が分からず、テロップや仕上げの価格をどうやって決めたらいいですか?」という質問にお答えします。
結論:最初は「かかる時間×最低限ほしい時給」で決めましょう
先に答えをお伝えすると、動画編集には決まった相場がほとんどありません。なので最初のうちは、自分がその動画にかかる時間を見積もり、最低限ほしい時給をかけて金額を決めるのがおすすめです。そのうえで、クラウドソーシングの初心者向け単価をスタートラインに、少しずつ上げていけばいいと思います。
動画編集に「決まった相場」はほとんどない
同じYouTubeの30分の動画でも、1万円台、下手をすれば数千円でやっている人がいる一方で、10数万円や20〜30万円で受けている人もいます。芸能人の案件のような大きなプロジェクトになれば、さらに高い金額で受けている会社もあると思います。
たとえばラーメンなら、安くて500円くらい、日本で1,500円もすればかなり高い方、という相場があります。でも動画は、その幅が広すぎるんです。だから最初のうちは相場感が分からなくて当然ですし、それはもうしょうがないことだと思います。
カット編集とテロップ入れの価格の目安
質問にあったような、人が話している10分ほどの動画にテロップ入れとカット編集をする場合で考えてみます。
- 安い場合:10分ほどの動画でも、5,000円〜7,000円くらいの可能性があります
- デザインや色味までしっかりやる場合:少しプロの方、フリーランスの方がやるものだと、1万〜3万円くらいも十分あると思います
カット編集とテロップ入れだけだと、そこまで高くは取れないかもしれません。ざっくり、数千円から1〜2万円くらいと考えておくといいと思います。
初心者は「時給」から逆算して価格を決める
最初に使える単価の決め方は、次の流れです。
- この動画を作るのに、自分ならどのくらいの時間がかかるかを考える
- 最低限これくらいはほしい、という自分の時給を決める
- 時間×時給で、だいたいの金額感を出す
なぜ最初はこの考え方がいいかというと、続けるためです。時給に換算したら結局100円くらいだった、500円未満だった、となると続かなくなってしまいます。「最低限これくらいはもらえているからいいや」という基準を持っておくと、ある程度続けられます。最初の数ヶ月間は、こうした決め方がいいと思います。
ただし、初心者のうちは時間がかかり、上手くなるほど作業時間は短くなります。なので、どこかのタイミングでこの考え方はやめなければいけない、ということは覚えておいてください。
作業時間の見積もり精度を上げる方法
一番分からないのが「どのくらい時間がかかるのか」という部分だと思います。これはやってみないと分からない、感覚値の部分です。
まずは工程を1つずつ書き出して、「これならこのくらいでできるかな」と一度算出してみてください。実際にやってみると、そこからプラス何時間、マイナス何時間というのが見えてきます。最初から正確には見えないと思いますが、少しずつ感覚をつかんで精度を上げていくしかありません。そのうえで時給を決めて、合計額を見積もってみるのがいいと思います。
原価がかからないので、最初は勉強と考えてもいい
動画編集は、基本的に原価がかかる仕事ではありません。人を使ったり、やればやるほどお金がかかったりする仕事なら、見積もりを厳しくやらないと赤字になってしまいます。
でもフリーランスの動画クリエイターの場合、10時間かかって5,000円、つまり時給500円だったとしても、それが15時間かかったとしても、基本的にはプラスです。赤字にはならないので、最初は勉強だと考えるくらいでもいいと思います。
単価を上げるにはクライアントの予算感を意識する
単価の世界は、クライアントさんの相場感で決まるという側面もあります。
同じYouTube動画の制作でも、手取り25万〜30万円の会社員の方がこれからYouTubeを始めるために依頼する場合と、月に何百万、何千万というお金を動かしている大きな会社や公的機関から依頼を受ける場合とでは、相場感がまったく違います。
組織の大きさだけではありません。個人でも、年間1億円を稼いでいる人もいれば、ビジネスはあまりしていなくても貯金や投資で余裕がある人もいます。つまり、予算感が大きいところと仕事ができると、単価は上がりやすいということです。
「じゃあどうやって探せばいいの?」という疑問も出てくると思いますが、意識しておくだけでも全然変わります。クライアントさんの予算感を考えながら進めていくことが、自分の単価にも、見積もりにも直結してきます。
まとめ:クラウドソーシングの単価を起点に少しずつ上げていく
最初は単価の相場感が分からないのは、はっきり言ってしょうがないことです。クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどで初心者の方がよく受けている単価がありますが、僕はおそらくそこが動画の世界で一番下だと思っています。
なので、まずはそこを起点に、時給から逆算して続けられる金額で受けてみる。そして作業時間の感覚をつかみ、クライアントさんの予算感も意識しながら、徐々に単価を上げていく。そういう考え方でいいんじゃないかなと思います。
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