動画編集の最初の案件が安すぎる…それでも受けるべき?割り切り方と、単価を上げるタイミング・伝え方
- 10月 25, 2026
- by
- vcs
こんにちは、永瀬です。
今回は、YouTubeのQ&Aでいただいた「最初の案件の単価が安すぎる気がします。それでも受けるべきでしょうか?」という質問にお答えします。生徒さんからもよく相談される悩みなので、これから最初の案件を取りにいく方はぜひ参考にしてください。
結論:「練習と信頼づくり」と割り切れるなら、安くても受けていい
先に答えをお伝えすると、ご自身が納得できるのであれば、最初は安い案件でも受けていいと思います。ただし、ずっと続けるものではありません。目的をお金ではなく「経験」と「信頼」に置いて割り切ることが大切です。
実際、最初の案件が安くてやっていられなくなる、という声はよくあります。数百円の案件もあり、生徒さんの中には「1本300円で、何時間もかかりました」というケースもありました。
安い案件を受ける2つの意味
動画の仕事は、Webデザインなどほかのフリーランスのクリエイティブな仕事と同じように、自分で事業を起こしていくような働き方です。その最初の段階で安い案件を受けることには、次の2つの意味があります。
- 練習のため:実際の案件を通して、編集の経験を積むことができます。
- 信頼を獲得するため:クライアントとのやり取りを重ね、信用を得ていくことができます。
「お小遣いをもらうくらい」の気持ちで割り切る
安い案件を受けるときは、必ず割り切っておくことが大事です。ほとんどお金はもらわないくらい、お小遣いがもらえるくらいの感覚で、目的を「経験と信頼構築」に切り替えておかないと、やっていられなくなってしまいます。最初は見習いのようなものなので、ある程度はしょうがないと考えましょう。
永瀬自身も「ご飯をおごってもらう」ところから始まった
僕の場合、動画の仕事をしようと思う前に、知り合いの社長さんから「自分のコンテンツを作りたいから、ご飯をおごるので動画の撮影と編集をしてくれないか」と頼まれたことがあります。半年間ほどで、おそらく何十本も動画を作りました。
お金に換算すれば、1本1,000円とか2,000円くらいの仕事だったと思います。それでも、その経験があったからこそ、その後の仕事につながったのは間違いありません。
どうしても安い案件が嫌なら「時給」で稼ぐ選択肢も
安い案件がどうしても嫌だという場合は、可能であればどこかの会社の編集スタッフとして、時給で働くという方法もあります。アルバイトや業務委託でも、時給で稼ぐ形にすれば、ある程度の時給は確保できます。
いきなり動画編集だけで生活しようとしない
動画編集をいきなり生活の基盤にするのは、なかなか厳しいところがあります。僕自身、フリーランスとして動画編集を始めたときは、アルバイトを週3日、動画編集の仕事を週4日という形でやっていました。
- アルバイトで最低限の生活費(10万〜10数万円ほど)をまかなう
- そこにプラスアルファで動画の仕事をする
- 動画の収入が生活費をずっと上回るようになってから、アルバイトを辞める
動画編集は事業なので、収入には波があります。生活の基盤が必要な方は、いきなりオールインするのではなく、その点も考えておく必要があります。
単価はいつ上げる?自分の「基準」を決めていく
「この安い状態がいつまで続くんだろう」と不安になる方もいると思いますが、基本的にはいつ単価を上げるのも自由です。たとえば1本800円の案件で経験を積んだら、次は自分の基準を引き上げていきましょう。
- 1本5,000円以下の案件は受けない
- 時給換算で1,000円を下回る案件は受けない
世の中にはたくさんの案件、たくさんのクライアントがいます。「いつまで」と考えるより、自分の基準を持って案件を選んでいけば大丈夫です。
今のクライアントに単価アップを伝える方法
最初に出会ったクライアントに、自分から単価アップを切り出すのは勇気がいるものです。この場合のおすすめの伝え方は1つで、「ほかでもお仕事をいただいていて、今の単価でこれ以上お受けするのが難しくなってきたので、やむを得ず単価を上げさせていただきたい」と伝えることです。
こう伝えると、クライアント側も「この人はしっかりやっているし、ほかから仕事が来るのも仕方ない。それなら上がってもしょうがないか」と納得しやすくなります。それまでにきちんと信頼を築けていれば、「この人以外を探すのは面倒だ」と感じてもらえるはずです。仕事が立て込んでいて申し訳ない、という形で伝えるのが一番スムーズだと思います。
まとめ:信頼を積み重ねることが、将来の単価アップにつながる
初歩的な話に聞こえるかもしれませんが、すごく大事な部分です。どんな仕事でも信頼はめちゃくちゃ重要で、単価にも影響してきます。僕らもそれなりの金額で動画を1本作ることがありますが、僕らを知らない人にはその価値は伝わりません。でも、信頼してもらえていれば「それだけの価値があるね」となるんです。
最初の単価が低いときでも、自分の経験、増えていくポートフォリオ、クライアントとのやり取りで得た信頼を含めて、徐々に自分の価値を高めていくことが、ゆくゆくの単価アップにつながります。そこまで見据えて、ぜひ頑張ってほしいなと思います。
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