動画制作とAIを活用した学び と実践の拠点
動画編集の修正依頼が何度も来るときはどうする?修正を減らす工程ごとの確認と、参考動画でのゴール共有

動画編集の修正依頼が何度も来るときはどうする?修正を減らす工程ごとの確認と、参考動画でのゴール共有

  • 10月 24, 2026
  • by

こんにちは、永瀬です。

今回は、YouTubeのQ&Aでいただいた「修正依頼が何度も来てしまいます。どう対応するのが正解ですか?」という質問にお答えします。「いつになったら終わるんだろう」という無限ループは、僕自身も経験してきたので、同じように悩んでいる方はぜひ読んでみてください。

結論:修正への対応より「修正が起きない進め方」を作る

先に答えをお伝えすると、大事なのは修正が起きてしまう状況そのものをなくすことです。そのためのポイントは次の3つです。

  • 工程ごとにクライアントのOKをもらいながら進める
  • OKをもらった後のやり直しは別料金になることを、最初に約束しておく
  • 参考動画を使って、最初にゴールをすり合わせておく

工程ごとにクライアントのOKをもらいながら進める

動画によって工程はさまざまですが、たとえば「カット編集が終わる」「テロップ入れを始める」「BGMが決まる」といった流れがあると思います。その工程の1つ1つで、クライアントに承認してもらうことが大切です。

「ここまでこうなっていますが、OKですか?」と確認し、OK、OK、OKと進めて、最後に「完成しました」と納品する流れを作っておきましょう。すべての工程を終えてから初めて見せると、「もう1回やり直しです」と言われてしまうことがあります。こまめにチェックしてもらうことが、修正を減らす一番の近道です。

チェックは「1分以内で確認できる形」で渡す

確認してもらうときは、10分の動画を丸ごとポンと渡すのではなく、クライアントが1分もかからずにチェックできる状態にして渡すのがポイントです。

  • テロップ:デザインなので、画像で確認してもらえます。
  • 動きのあるもの:数秒間だけ書き出して、「こういう感じで進めています」と見てもらいます。

「ここだけ確認してください」と短く見せて承認をもらい、最終的に完成させる。これだけでも修正はかなり少なくなります。

「OK後のやり直しは別費用」と最初に約束しておく

工程ごとに確認していても、最後になって「やっぱり考えが変わった」「違うものがやりたくなった」と言われると困ってしまいます。そこで、「途中で確認をいただくので、その後にやり直しとなる場合は別途費用がかかります。ご了承ください」と先に約束しておきましょう。

この約束がないと、チェックでOKをもらっていたのに「やっぱり変えたい」となってしまいます。先に伝えておけば、「OKと言っていただきましたよね」という話ができます。

ゴールのすり合わせは「参考動画」で決める

どんな動画にするかというゴールをクライアントとすり合わせるときのポイントは1つで、参考動画を決めておくことです。

世の中にまったく唯一無二の動画を作る、というケースはあまりありません。ほとんどは、すでにある動画の「自分たちバージョン」です。「この人のペット動画がすごく良いので、こんな感じのものを作りたい」「この企業の動画が面白いので、これっぽいものを作りたい」というように、だいたい方向性は決まっています。

クライアントにアイデアがなければ、こちらから候補を出す

ただ、クライアントがそのアイデアを持っていないケースも多いです。その場合は、こちらから「こういうものや、こういうものがありますが、どれがいいですか?」と候補を出し、「では、この方向でいきますね」とゴールを決めておく必要があります。

これは初心者の方に限らず、やらない人がとても多いです。生徒さんに何度伝えても「やるのを忘れていました」ということがよくあるので、必須でやっておくことをおすすめします。

参考動画の探し方

基本はYouTubeとGoogleで検索

参考動画は、YouTubeかGoogleで検索すればだいたい見つかります。InstagramやTikTokなどのSNSで調べるのも良い方法です。

見つからないときはAIに聞く

それでも見つからない場合は、ChatGPTなどのAIに「こういうものを探しているんだけど、ないかな」と聞いて調べてもらうこともできます。「そうじゃなくて、もっとこういう方向なんだよ」と会話しながら絞り込んでいけるのも、AIならではの便利なところです。

同じ商品にこだわらず、近い方向の動画を探す

もう1つのポイントは、まったく同じ商品・業種の動画でなくてもいいということです。方向性が近い動画は、別のジャンルにもたくさんあります。

  • 化粧品のCMっぽい動画を作りたい → ネイルやネイルサロン、エステ、ダイエットグッズの動画
  • イヤホンの商品紹介をしたい → 掃除機、iPhoneなどのスマホの動画
  • ラーメン屋さんの動画を作りたい → 居酒屋、和食、お好み焼きの動画

英語で検索してみる

さらに、英語で検索するのもおすすめです。たとえば「イヤホン」を日本語ではなく英語で調べると、海外の動画が出てくるので、探せる範囲が一気に広がります。

まとめ:修正の悩みは「やり方」で解決できる

これから動画編集をやってみたいという方もたくさんいると思います。1人でやっているとなかなか壁にぶつかってしまいますが、今回お話ししたように、意外と「こうやればうまくいく」というやり方があります。

分からないことは、こういった場で聞いたりしながら、次につなげてスムーズに進めていってほしいなと思います。


ご質問はLINEでも受け付けています

「こんなことを聞いてみたい」という質問があれば、LINEからお気軽にお送りください。動画編集のスキルアップ動画や、僕が開発したAIツールの体験もしていただけます。

Comments Off
×