AIで商品PR動画は数分で作れる?撮影・編集なしで作ってみた本音と、人の手が必要な場面
- 10月 30, 2026
- by
- vcs
こんにちは、永瀬です。
撮影もモデルもスタジオも使わずに、CMが作れる時代になりました。今回は、商品やサービスのCM動画がAIでどこまで作れるのかを、実際に作りながら検証します。10年以上現場で映像を作ってきた僕なりの本音もお伝えします。
この記事のポイント
- 商品写真やロゴ、商品名・会社名があれば、CM風の動画が数分で作れる
- イメージや雰囲気を伝えて認知を広げる動画は、AIでもかなりいいレベルになる
- 商品を正確に描写する動画や、人がしっかり説明する動画には人の手が必要
撮影も編集もせずに、数分でCMが作れる
動画の冒頭で流した3本の動画は、すべてAIで作りました。撮影も編集もしていません。こうした動画を制作会社に頼むと、撮影から編集まで数十万円かかったり、制作に何週間もかかったりします。それが、わずか数分で作れるんです。
今回使ったのは、僕たちが自社で作ったツールです。簡単に言うと、Claude CodeとGoogleの動画生成ツールを組み合わせたもので、その仕組みの中に僕自身の経験やスキルをしっかり詰め込んでいます。商品CMを作るか、講師やカウンセラーなど人物向けの動画を作るかを選べるようになっています。
用意するもの
- 商品の写真とロゴの画像
- 会社名と商品名(サービス名)
- 人物向けの動画を作る場合は、本人の写真
- カット数・縦横の比率・1カットの尺と、動画の雰囲気のイメージ
実践1:カフェラテの商品CMを作る
まずは架空のカフェのカフェラテで、商品CMを作ってみました。流れは次のとおりです。
- 商品の写真とロゴ、計2枚の画像を入れる
- 会社名と商品名を入力する
- カット数、縦横の比率、1カットごとの尺を決め、「おしゃれな雰囲気」のようにイメージを入れる
- AIがどんな構成で作るかの構成案を作ってくれる
構成はお任せで作ることもできますが、最初に出てきた案は商品だけが映るもので、正直つまらなかったので、シーンごとに希望を添える方法に変えました。木漏れ日をイメージしたカフェなので、「森の中で日本人男性のバリスタがコーヒーを作っている」「森の中で日本人女性がおいしそうにカフェラテを飲んでいる」「森の中のテーブルの上に商品があり、横にロゴマークがある」と入れています。
プレビューでは、バリスタと女性のシーンはイメージどおりにできました。最後のロゴマークは出てきませんでしたが、ロゴ自体は入っていたので、そのまま動画化しています。今回はBGMやナレーションは入れていませんが、ツールとして入れることもできます。
実践2:不動産相談サービスの人物動画を作る
次に、人物のパターンで、不動産相談のサービスを想定した動画を作りました。人物の写真とロゴを入れ、会社名やサービス名を入力して、シーンごとに「きれいな一戸建て住宅」「住宅で幸せそうに暮らす家族」「最後に本人の顔が出てロゴが入る」といった希望を入れています。
イメージと違った点もありました。家族は日本人と指定すれば日本人で作れるのですが、今回は外国の方で出来上がりました。また、本人の映像がパッと出てくるというより、最後にその人の紹介文が出てくる形でした。それでも、住宅のイメージ、楽しそうな暮らしの風景、相談に乗っている風景と続き、最後に本人の実写の顔と言葉、下にロゴが入った動画が作れました。
プロとしての本音:AIに向く動画、人の手が必要な動画
商品の写真やロゴ、商品名、会社名、場合によっては人物の写真があれば、わずか数分でここまで作れてしまいます。そのうえで、プロとして正直にお伝えすると次のように感じました。
- AIでいいレベルに作れる動画:商品やサービスのイメージ・雰囲気を伝えて、認知を広めていく動画。
- 人の手が必要な動画:商品を寸分たがわず描写する動画や、人が商品・サービスをしっかり説明する動画。
もう一つ重要なのは、今の時代、商品やサービスを広めるにはスピード感を持ってたくさんの動画を出していく必要があるということです。そういう用途には、このツールはかなりおすすめです。逆に、しっかり作り込みたい動画は、人の手を加えたほうがいいと思います。
まとめ:手軽に量産したい動画にこそ使ってほしい
お店の商品や自分のサービス、勤めている会社の商品などを、手軽にどんどん量産していく動画には、AIは本当に適していると思います。特に「動画は大変そう」「ちょっと面倒だな」と思っている方ほど、どんどん使っていけるのではないでしょうか。
一方で、作り込みが必要なところには人の手が活きます。AIに任せる部分と人がやる部分を分けて考えると、動画づくりの幅はもっと広がると思います。
あわせて読みたい
ご質問はLINEでも受け付けています
「こんなことを聞いてみたい」という質問があれば、LINEからお気軽にお送りください。動画編集のスキルアップ動画や、僕が開発したAIツールの体験もしていただけます。









